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症状で探す

「こんな症状が出ている」から原因・対処法を探せるよう、全カテゴリの修理・整備情報をまとめて掲載しています。

エンジン

エンジン焼き付き

全車種共通

原因:オイル・オイルフィルター交換不足による潤滑不足、オイル量不足、水冷車の場合はクーラント漏れ・ウォーターポンプ故障による冷却不足

対処法:腰上(シリンダー・ピストン・ピストンリング)分解点検、腰下・クランクへの影響がなければ腰上部品交換のみで修理可能。部品代1〜2万円、店依頼は技術料込みで5万円前後が目安

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オイルやオイルフィルターの交換を怠ることによる潤滑不足、オイル量そのものの不足に加え、水冷車の場合はクーラント漏れやウォーターポンプの故障による冷却不足が主な原因として挙げられる。

対処としてはまず腰上(シリンダー・ピストン・ピストンリング)を分解点検し、クランクなど腰下側に影響が及んでいなければ腰上部品の交換のみで修理が完了する。

部品代の目安は1〜2万円程度、整備店に依頼する場合は技術料込みで5万円前後が目安とされる。

エンジンがかからない(始動不良)

全車種共通

原因:プラグ不良・火花なし、長期放置によるキャブレター内ジェット詰まり・フロート室のガソリン劣化、ボアアップ車のキャブセッティング不良、イグニッションコイル劣化による出力低下

対処法:プラグ・ガソリン供給・キャブレターの順にチェック。放置車はキャブオーバーホール、コイル交換等

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始動不良の原因はいくつか考えられ、①プラグの不良で火花が飛んでいない、②長期放置によりキャブレター内のジェットが詰まったりフロート室のガソリンが劣化している、③ボアアップ車でキャブセッティングが合っていない、④イグニッションコイルの劣化による出力低下、などが代表的なパターンとして挙げられる。

対処としてはプラグ→ガソリン供給→キャブレターの順にチェックしていくのが基本で、長期放置車ではキャブレターのオーバーホール、コイル劣化が疑われる場合はコイル交換などで対応する。

腰上オーバーホール

全車種共通

原因:経年摩耗、ボアアップ後の点検整備

対処法:プラグ抜き→各カバーボルト脱着→カムスプロケット取り外し→シリンダーヘッド・シリンダー・ピストン分解。ハンドツールで対応可能な難易度

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経年による摩耗や、ボアアップ後の点検整備を目的として腰上(シリンダーヘッド・シリンダー・ピストン周り)を分解するオーバーホール。

手順としてはプラグを抜いたうえで各カバーのボルトを脱着し、カムスプロケットを取り外してからシリンダーヘッド・シリンダー・ピストンの順に分解していく。

特殊な専用工具を必要とせず、一般的なハンドツールで対応できる難易度とされ、腰下オーバーホールに比べて着手しやすい整備として位置づけられる。

腰下オーバーホール

全車種共通

原因:クランク・ミッション系の摩耗、加工(ボーリング等)に伴う分解

対処法:フレームからエンジン脱着が必要、特殊工具(クランクケースプーラー等)を使用。クラッチカバー脱着、オイルシール交換、ミッション点検を実施

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クランクシャフトやミッション系統の摩耗、あるいはクランクケースのボーリングなど加工作業に伴って必要になる、腰下(クランクケース内部)のオーバーホール。

腰上作業と異なりフレームからのエンジン脱着が必要になり、クランクケースプーラーなどの特殊工具を用いる点が特徴。

作業内容としてはクラッチカバーの脱着、オイルシールの交換、ミッションの点検などが含まれ、腰上オーバーホールに比べて難易度・作業量ともに大きい。

クラッチが重い・切れが悪い

エイプ50・100・XR50・100モタード

原因:縦型2次クラッチ特有のワイヤー抵抗、強化クラッチスプリング装着時の負荷増

対処法:イージークラッチシステム導入、クラッチワイヤー交換、レバー比変更

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エイプ・XRなど縦型エンジンが採用する2次クラッチ構造特有の、クラッチワイヤーの抵抗の大きさが重さの一因となる。

さらに強化クラッチスプリングを装着している場合はスプリング自体の負荷が増すため、よりレバーが重く感じられる。

対処としてはイージークラッチシステムの導入、クラッチワイヤーの交換、レバー比の変更などにより操作性を改善する方法がある。

ボアアップ後のクラッチ滑り

モンキー・ゴリラ・エイプ50・100・XR50・100モタード

原因:純正クラッチの圧着力不足に対しパワーが上回る

対処法:強化クラッチスプリング・フリクションディスクへの換装(5枚ディスク仕様等)

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ボアアップによってエンジンのパワーが向上すると、純正クラッチの圧着力ではそのパワーを受け止めきれず、クラッチが滑ってしまう現象が発生しやすくなる。

対処としては強化クラッチスプリングや摩擦力を高めたフリクションディスクへ換装することが基本で、5枚ディスク仕様の強化クラッチキットなどを組み合わせることでパワーに見合った伝達力を確保する。

中華エンジン特有のトラブル

モンキー・ゴリラ・エイプ50・100・XR50・100モタード

原因:カムチェーンテンショナーのゴムキャップ劣化、クランクベアリング給油不足による異音、キャブ・点火系・電装の適合不良

対処法:装着前の給油・点検、キャブセッティング、電装配線の適合確認

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Loncin・Lifan製など中華製エンジンへの載せ替え車では、カムチェーンテンショナーのゴムキャップが劣化しやすいこと、クランクベアリングへの給油が不足しがちで異音の原因になること、さらにキャブレター・点火系・電装まわりの適合不良が起きやすいことが特有のトラブルとして挙げられる。

対処としては、装着前にあらかじめ給油・点検を行っておくこと、キャブレターのセッティングを詰めること、電装配線の適合を事前に確認しておくことが基本となる。

バルブクリアランス過大によるタペット音(カチカチ音)

全車種共通

原因:走行距離増加に伴うバルブクリアランスの拡大(経年摩耗)

対処法:エンジン冷間時に、フライホイールのTマークとエンジン切掛けを合わせてピストンを圧縮上死点に置き、シックネスゲージで規定値(モンキー横型ノーマルで吸排気とも0.05mm±0.02が目安)にタペット調整する

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走行距離が伸びるとバルブクリアランス(すき間)が広がり、ロッカーアームがバルブコッターを叩く「タペット音(ラッシュ音)」が大きくなる。

モンキーの横型エンジン(ノーマル)は吸排気側とも0.05mm±0.02、エイプ50は0.05〜0.1mm程度が規定値の目安とされる。

調整はシックネスゲージを使い、フライホイールの【Tマーク】とエンジンの切掛けを合わせてピストンを圧縮上死点にした状態で、エンジンが冷えている状態で行う必要がある(熱間時は熱膨張の影響で正しい調整ができない)。

ドライブチェーン・スプロケットの伸び・摩耗による異音

全車種共通

原因:チェーンの伸び・スプロケット歯の摩耗(経年使用)、チェーンのみ交換しスプロケットが摩耗したまま組み合わせた場合の当たり不良

対処法:チェーンとスプロケットはセットで交換するのが基本。交換後は規定値どおりの張り調整を行う

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チェーンは使用とともに伸びていき、スプロケットの歯も摩耗する。

摩耗が進んだスプロケットに新品のチェーンだけを組み合わせると、歯がチェーンを適切に受け止められずチェーンを叩いて異音が増えることがあるため、原則としてチェーンとスプロケットはセットで交換することが推奨される。

チェーンが著しくヨレている場合は張り調整だけでは異音が収まらないこともある。

足回り

フロントフォークからのオイル漏れ

全車種共通

原因:オイルシールの劣化、インナーチューブの錆・傷

対処法:応急処置:ダストシール内へのシリコングリス充填(一時しのぎ)。恒久対策:オイルシール交換、インナーチューブ研磨または交換

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オイルシールの経年劣化や、インナーチューブ表面の錆・傷がシールを傷つけることで発生する。

応急処置としてはダストシール内にシリコングリスを充填する方法があるが、これはあくまで一時しのぎであり、根本的な解決にはならない。

恒久対策としてはオイルシールの交換、必要に応じてインナーチューブの研磨または交換を行う。

放置すると制動時の安定性やサスペンション性能に悪影響を及ぼす。

ハンドルのガタ・ハンドルを切るとゴリゴリ音がする

全車種共通

原因:ステムベアリングの摩耗・グリス切れ、ステムナット締付トルク不足

対処法:ステムベアリング一式(上下)交換、プリロード適正調整、定期的なグリスアップ

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ステムベアリングの摩耗やグリス切れ、またはステムナットの締め付けトルク不足が原因で発生する。

対処法としてはステムベアリング一式(上下)の交換、プリロードの適正調整、そして定期的なグリスアップによる予防が挙げられる。

放置するとハンドリングの正確性が損なわれ、走行中の安全性にも関わるため早期の点検・整備が推奨される。

ホイール/ハブベアリングのガタ・異音

全車種共通

原因:ハブベアリングの摩耗・グリス切れによる摩擦増大

対処法:ベアリング交換

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ハブベアリングが摩耗したりグリスが切れたりすることで摩擦が増大し、ホイールにガタや回転時の異音が生じる。

対処法はベアリングの交換のみとなる。

放置すると異音が悪化するだけでなく、走行時のホイールの安定性が低下し、最終的には安全な走行に支障をきたす可能性があるため、早めの交換が望ましい。

スイングアームピボットのガタ

全車種共通

原因:ピボットブッシュ/ベアリングの摩耗

対処法:真鍮ブッシュ等、耐久性の高い部品への交換

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スイングアームを車体に固定するピボット部のブッシュやベアリングが摩耗することで、スイングアームにガタが生じる。

対処法としては、摩耗しやすい純正ブッシュに代えて真鍮ブッシュなど耐久性の高い部品へ交換する方法が有効とされる。

ピボット部のガタは走行安定性や直進性に直結する部位のため、異音や違和感を感じた際は早めの点検が推奨される。

ブレーキの引きずり

全車種共通

原因:キャリパーピストンシールの劣化(戻り不良)、マスターシリンダー内の異物混入、ブレーキフルードの劣化・気泡混入、ディスクローターの歪み

対処法:キャリパー清掃・オーバーホール、劣化シール交換、フルード交換、ローター交換(工賃目安6,000〜16,200円程度)

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ブレーキの引きずりにはいくつかの原因が考えられ、キャリパーピストンシールの劣化によるピストンの戻り不良、マスターシリンダー内への異物混入、ブレーキフルードの劣化・気泡混入、ディスクローターの歪みなどが挙げられる。

対処法としてはキャリパーの清掃・オーバーホール、劣化したシールの交換、フルードの交換、歪みが大きい場合はローターの交換を行う。

工賃の目安は6,000〜16,200円程度とされる。

放置すると燃費悪化や異常発熱、パッドの偏摩耗につながる。

リアサスのへたり・乗り心地悪化

全車種共通

原因:経年劣化によるダンパー・スプリングの性能低下

対処法:リアショック交換(実質必須とされる一般的な整備。作業自体は慣れれば1時間以内)

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経年使用によりリアショック内部のダンパーやスプリングの性能が低下し、乗り心地の悪化や底つき感につながる。

対処法としてはリアショックの交換が挙げられ、多くの情報源で「実質必須」とされるほど一般的な整備項目として扱われている。

作業自体は工具や手順に慣れていれば1時間以内で完了する程度の難易度とされ、他のカスタム・整備に比べて着手しやすい部類に入る。

クランクシャフト周辺のガタ(足回りの異音との切り分け用参考情報)

全車種共通

原因:クランクシャフトの隙間過大

対処法:アキシャルシムで隙間調整

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本項目は本来エンジン系の整備内容だが、走行中の異音の発生源を切り分ける際に足回り(ハブベアリングやスイングアームピボットなど)の異音と混同されやすいため、参考情報として掲載する。

原因はクランクシャフトの隙間過大であり、対処法としてはアキシャルシムを用いて隙間を調整する。

異音の原因特定にあたっては、足回り側の点検とあわせてエンジン側の可能性も視野に入れるとよい。

タイヤの偏摩耗・空気圧不良

全車種共通

原因:空気圧不足・過多、サスペンション側の不具合、点検頻度不足

対処法:月1回程度を目安にタイヤゲージで空気圧を点検し、車種の指定値(モンキー125は前後200kPa目安)に調整する。片減りが見られる場合はサスペンション側の点検も行う

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空気圧が不足するとタイヤのショルダー部(トレッド両端)が過度に摩耗しやすくなる。

逆にタイヤの片側だけが過度に摩耗する場合は、空気圧よりも車両側のサスペンションに問題がある可能性が指摘されている。

モンキー125の指定空気圧は前後とも200kPaが目安とされ、月に一度程度はタイヤゲージで点検することが推奨されている。

なお、モンキー系のアルミ製合わせホイールは空気圧を入れすぎるとホイールの左右を結合するボルトが破断する事例も報告されており、上げすぎにも注意が必要。

吸排気

マフラー接続部からの排気漏れ・異音

全車種共通

原因:ガスケットの潰れ方がいびつで均一な圧縮が失われている、経年劣化、サビ・クラック、ボルトの緩み

対処法:線香の煙を接合部に当てて漏れ箇所を特定し、接合部を清掃したうえで新品ガスケットと液状ガスケットを併用して組み付ける。ボルトは一気に締めず、対角・交互の順で少しずつ均等に締め込む。

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ガスケットの潰れ方が均一でなくなり本来の圧縮が失われることに加え、経年劣化やサビ・クラック、ボルトの緩みが重なって発生する。

放置すると排気効率の低下だけでなく、二次エア吸い込みによるアイドリング不調にもつながりうる。

アイドリング不安定・回転が落ちない

全車種共通

原因:二次エア吸い込み(キャブ〜インシュレーター〜シリンダーヘッド接続部の劣化・緩み)、ガソリン劣化、ジェット詰まり、リードバルブ不良によるプラグかぶり

対処法:インシュレーターやガスケットを点検し、劣化していれば交換のうえ液状ガスケットを併用する。あわせてキャブレター内部を清掃し、古くなったガソリンは新しいものに入れ替える。

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キャブレターからインシュレーター、シリンダーヘッド接続部にかけての劣化・緩みによる二次エア吸い込みが典型的な原因で、そのほかガソリンの劣化やジェット詰まり、リードバルブ不良によるプラグかぶりも関与する。

二次エア吸い込みは燃調を薄い方向にずらすため、回転が不安定になったり落ちにくくなったりする。

プラグかぶり

全車種共通

原因:混合気が濃すぎる(MJ/SJ過大、リードバルブ不良によるエアクリーナーへの吹き返し等)

対処法:プラグの焼け色診断(キツネ色=良好、黒く湿り=濃すぎ、白っぽい=薄すぎ)をもとに、該当するジェットの番手を下げて燃調を薄める方向に調整する。

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MJ/SJの番手が過大であったり、リードバルブ不良でエアクリーナー側に吹き返しが起きたりすると、混合気が必要以上に濃くなりプラグがかぶりやすくなる。

プラグの焼け色は燃調診断の手がかりとなり、キツネ色であれば良好、黒く湿っていれば濃すぎ、白っぽければ薄すぎと判断できる。

マフラー抜けすぎによるトルク不足・音量過大

全車種共通

原因:社外ストレートマフラーへの交換で背圧が抜けすぎる、車検非対応の音量

対処法:インナーサイレンサーを装着して背圧と音量を調整するか、車検対応品のマフラーへ交換する。

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排気効率を優先したストレート構造のマフラーは背圧が下がりすぎることがあり、結果として小排気量エンジンでは低中速トルクを失いやすい。

あわせて消音効果も下がるため、車検の騒音規制値を超えてしまうケースもある。

マフラー交換後の車検不適合

全車種共通

原因:2010年4月以降生産車は事後認証(政府認証マーク)のないマフラーは車検非対応、騒音規制値(96dB等)超過

対処法:車検対応(政府認証マーク付き)のマフラーを選定し、購入前に認証番号が付与されているかを確認する。

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2010年4月以降に生産された車両は事後認証(政府認証マーク)のないマフラーでは車検に通らない。

あわせて騒音規制値(近接排気騒音96dB等)を超過している場合も不適合となる。

年式によって適用される基準が異なる点に注意が必要。

キャブレター不調全般(始動不良・息つき等)

モンキー・ゴリラ・エイプ50・100・XR50・100モタード

原因:ジェット類の詰まり、経路の詰まり、気温・湿度変化への未対応

対処法:ジェット類を分解して清掃し、季節ごとに燃調セッティングを見直す。

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ジェット類や経路内部にゴミやガソリンの劣化物が詰まることで、始動性の悪化や加速時の息つきが起こりやすい。

またキャブレター車は気温・湿度の変化に燃調が影響されやすく、季節が変わるとセッティングが合わなくなることもある。

アクセルワイヤー(スロットルケーブル)の遊び不良・引っかかり

全車種共通

原因:ハンドル交換時の長さ不適合、追加パーツとの干渉、経年劣化によるワイヤーの伸び・被覆劣化

対処法:ハンドル形状に合った適合長のワイヤーへ交換し、キャブ側・グリップ側の両方で規定の遊び量に調整する。干渉が疑われる場合は取り回しルートを見直す

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ハンドルをアップハンドルやセパハンに交換すると、純正の長さのままではワイヤーが突っ張ったり余りすぎたりするため、ハンドル形状に応じた適合長のワイヤーへの交換が必要になる。

また配線・配管取り回しの都合でオイルクーラーなど追加パーツにワイヤーが干渉し、ハンドルを切るとアクセルが開いてしまうような不具合も報告されている。

経年劣化によるワイヤーの伸び・被覆割れも遊び不良の原因となる。

外装

タンク内部のサビ

全車種共通

原因:長期保管・湿気混入、モンキー125は納車時から錆が出るとの報告あり、燃料ポンプフィルターの目詰まりも併発

対処法:タンクを外して中性洗剤(食器用洗剤)で脱脂した後、サビ取り剤(花咲かG、モンキーダンクIII等)を10〜20倍に希釈して6〜24時間浸け置きし、水洗い・乾燥させる。必要に応じてタンク内面をコーティングして再発を防ぐ。

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長期保管による湿気の混入がサビの主な原因とされ、モンキー125では納車時から錆が出ているとの報告も見られる。

錆が進行すると燃料ポンプのフィルターが目詰まりを起こし、燃調不良につながることもある。

燃料コックの目詰まり・水混入

全車種共通

原因:タンクキャップのドレン穴から走行中の粉塵・ホコリが侵入し詰まる、内部のゴミ・水抜き不良

対処法:コックとキャップを分解して清掃し、ドレン穴の詰まりも取り除く。改善しない場合は社外コックへの交換を検討するが、純正とネジピッチが約2mm異なる場合があり加工が必要になることがある。

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走行中にタンクキャップのドレン穴から粉塵やホコリが侵入し、燃料コック内部で詰まりを起こすことがある。

加えて内部のゴミの堆積や水抜き不良により、燃調不良の原因となる水分が混入する場合もある。

社外コックへ交換する際は、純正とネジピッチが約2mm異なるケースがあり、加工が必要になることがある点に注意したい。

シートの破れ・へたり・加水分解

全車種共通

原因:経年劣化によるウレタン材の加水分解・表皮の破れ

対処法:専門店に依頼して表皮のみを張り替える(1週間程度で仕上げ)、ウレタン材ごと打ち直す、または他車種(例:エイプ100シートをエイプ50に)のシートを流用する。

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経年劣化によりシート内部のウレタン材が加水分解を起こし、ベタつきや崩れが生じることがある。

あわせて表皮の破れも進行しやすい。

対処法としては専門店に依頼して表皮のみを張り替える方法(1週間程度で仕上がるとされる)や、ウレタン材ごと打ち直す方法があり、エイプ100用シートをエイプ50に流用するなど他車種シートの流用で解決するケースもある。

樹脂パーツの劣化・割れ(カウル、カプラー等)

全車種共通

原因:経年紫外線劣化、低温時の樹脂硬化、無理な脱着によるツメの破損

対処法:割れたカプラーは交換し、脱着時は無理にこじらず正しいロック解除手順を踏む。劣化が進んだ樹脂部品は社外品や中古良品への交換を検討する。

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経年による紫外線劣化に加え、低温時には樹脂が硬化して割れやすくなる。

また正しい手順を踏まずに無理にカプラーを脱着すると、ツメを破損させてしまうことも多い。

実際にカプラーを無理に外して割ってしまった事例も報告されている。

塗装の剥がれ・色あせ

全車種共通

原因:経年紫外線劣化、飛び石、潮風などの塩害

対処法:小物パーツ(フェンダー・サイドカバー等)は自家塗装で対応し、タンク等の大物パーツはショップ塗装を推奨する。いずれもパーツクリーナーでの脱脂後に専用塗料を使用する。

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紫外線による経年劣化のほか、飛び石による傷、潮風にさらされることによる塩害も塗装劣化を進める要因となる。

実際に潮風で傷んだ外装をフルレストアした事例も報告されている。

フェンダーやサイドカバーなど小物パーツであれば自家塗装で対応しやすいが、タンクなど目立つ大物パーツはショップ塗装が推奨される。

配線・電装系の接触不良

全車種共通

原因:カプラーの経年劣化・腐食、配線の断線・焦げ、噛み込み

対処法:劣化したカプラーを交換し、端子の清掃・増し締めを行う。断線や焦げが見られる箇所は配線を引き直す。

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カプラーの経年劣化や腐食、配線の断線・焦げ、パーツ脱着時の噛み込みなどが接触不良の主な原因となる。

放置すると灯火類の点灯不良やセンサー系の誤作動につながる可能性がある。

ヘッドライトレンズの黄ばみ・曇り

全車種共通

原因:紫外線・摩擦・経年劣化によるレンズ表面コーティングの劣化、隙間からの水分・汚れの侵入(内側の曇り)

対処法:軽度はヘッドライト専用クリーナーで磨く。中〜重度は耐水ペーパー(1000〜1500番→2000番)で研磨しポリッシュ剤で仕上げ、最後にコーティング剤を塗布する。内側の曇りはレンズを取り外してコンパウンド清掃(業者依頼推奨)

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黄ばみ・曇りは主にレンズ表面コーティングの経年劣化が原因で、紫外線・摩擦・時間の3要素で進行する。

ヘッドライトと車体の隙間から水分や汚れが入り込み、レンズ内側に黄ばみ・曇りが生じるケースもある。

軽度であれば市販のヘッドライト専用クリーナーで磨くだけで改善するが、黄ばみが強い場合は1000〜1500番の耐水ペーパーで研磨し、軽度な部分は2000番で仕上げ、最後にポリッシュ剤で仕上げる。

内側の曇りは外側の研磨だけでは改善しないため、レンズを取り外してコンパウンドで清掃する必要があり、取り外し作業の難易度が高い場合は業者への依頼が推奨される。

研磨後はコーティング剤を塗布しないと再発しやすい。